2020年05月02日

新型肺炎における重傷者、軽傷者とは

本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は「新型肺炎における重傷者、軽傷者とは」についてお話させていただきます。


相変わらず感染者が増えている新型肺炎ですが、ニュースや政府発表の「重症者」や「軽症者」をどのように認識されていますか?


新型肺炎における重傷者、軽傷者とは厚生労働省の基準では以下のように分類されます。


重症:ICUでの治療が必要または人工呼吸器が必要。
軽症:それ以下の状態。

たまに中等症(酸素吸入が必要)と言う表現をされる場合もありますが一部の機関だけで、ほとんどは重症か軽症の分類ですね。
つまり「死にそうなくらい苦しくても人工呼吸器やICU治療が必要とならなければ医療的には軽症扱い」と言う事です。



テレビなどで「新型肺炎は軽症者が多い」と報道されがちで「風邪の少しきついもの」とか「大したことは無い」等と思っている方も少なくはないようですが、決して「症状が楽」というわけではないので誤解を生んでるじゃないかと思いますね。


新型肺炎における重傷者、軽傷者とはちなみに、これらの様な事は日常の医療機関受診の際にも良くあることで、一般の方の連想する「治癒」と医療関係の現場での「治癒」は大きく違います。
一般の方の治癒と言うと「元通り」になる事をイメージすると思いますが、医療機関の多くは「症状が安定し、継続して治療の必要がなくなったもの」と定義しています。


極端に言えば「内臓機能が低下していても元気に走ったりする事が出来なくても、ある程度の生活が出来て治療の継続が必要ない、継続しても効果がない」となれば「治癒」なんですね。

このように専門家の言葉の意味と一般の方が捉えるイメージには大きく相違していることが多々あります。
今回の新型肺炎の報道でも専門家が発言している機会が多いですが、もう少し一般の方の基準に合わせた言葉や表現を使わないと誤った認識が広がってしまい大変な事になるんじゃないかと心配になりますね。



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Posted by 院長 at 11:49│Comments(0)雑談
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