2022年04月20日

肩関節の痛み

本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は「肩関節の痛み」についてお話させていただきます。


最近、肩関節の痛みで来院される患者様が特に多くなっています。
肩の関節が痛む原因は大きく分けて「外力による関節組織の損傷」と「関節を構成する組織が固くなって炎症を起こす」ものに分けられます。


まず「外力による関節組織の損傷」ですが、簡単に言うと肩関節の捻挫ですね。
重い物を無理に持ちあげようとしたり、転倒して手を突っ張ったりして肩関節に強い力が加わり関節の組織を損傷した際に起こります。
また各種スポーツでも肩関節に過剰な負荷を掛けすぎると炎症を起こしたりしますし、運が悪い時は寝返りをした際に上手く腕の位置を変えられずに肩関節を捻ってしまう時もあります。

朝起きたら急に肩関節が痛くなっていた場合は寝返りが原因の場合が多いですね。

これらは関節の整合をととのえて炎症を抑える処置をすれば症状は治まりますが、厄介なのが「関節を構成する組織が固くなって炎症を起こす」ものです。

こちらは主に加齢や運動不足で関節を構成する組織が固くなって、固くなった関節を使っていると炎症を起こしてしまうと言われていますが、正確な原因はハッキリしておらず40歳~50歳くらいにかけて多く発生するので「四十肩や五十肩」などとも呼ばれていますね。


最初の頃は、ある角度まで動かすと痛みを発生していたものが徐々に動かせる範囲が狭くなり、じっとしていたり就寝中なんかにも強い痛みが発生するようになる場合がります。

で、放っておくと1年くらいすると痛みは徐々に消えていく場合もありますが、多くはそれなりの痛みが続き運が悪ければ肩関節の動かせる範囲が狭くなってしまう場合もあります。

施術を受ければ痛む期間も短くなりますし関節の動かせる範囲も確保して治癒させることが出来ますので、やはり放っておくのは得策ではないですね。

どちらの症状も当院では主に関節整合術と鍼灸治療を組み合わせて最短で治癒できるよう施術を行いますので、肩関節の痛みでお悩みの方はお気軽にご相談くださいね。



☆ストレス、自律神経失調、原因不明の体調不良に特化!

和歌山市舟津町の雑賀鍼灸整骨院

ご予約、ご相談は℡073-499-7726 

  


2022年04月08日

指輪はほどほどの大きさで

本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は「指輪はほどほどの大きさで」についてお話させていただきます。


前回はケガをした場合の指輪の対処をお話しましたが、今回は指輪の大きさにまつわるお話です。

「何もしていないのに指が痛くなってきた」と来院された患者様。
突き指やぶつけた記憶がないのに気が付けば痛みが続いていたとのこと。


痛みの場所を確認すると関節と関節の間で指と指の間のところ。
よく見ると少し赤く腫れています。
で、隣の指を見てみると、たくさんのダイヤが飾られた大きな指輪が!

これ、指輪が長期間となりの指に押し付けられて骨膜が炎症を起こしてたんです。

骨の表面には骨膜と言う組織があって神経が分布されています。
皮下組織の厚いところ(肉の厚い)だと問題ないのですが、指などは皮下組織が薄いので長期間固い物に押し付けられていると、この骨膜が炎症を起こして痛みが発生するんですね。

で、炎症を抑える処置をして、暫くの間指輪を外してもらうと症状は無くなりました。

と言うわけで、オシャレも大切ですが、指輪は大きなもの太いものは避けておいた方が無難ですね。
何気なくしている事が痛みや体調不良の原因だったと言う一例でした。


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2022年04月01日

指のケガと指輪

本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は「指のケガと指輪」についてお話させていただきます。


指輪をされている方は多いと思いますが、もし指にケガをした場合には、すぐに指輪を外してください。
別の指であっても同じ側の手の指なら外しておく方が無難です。


と言うのも「擦り傷」「切り傷」「打撲」「捻挫(突き指)」等どのようなケガでも、負傷すれば炎症が起こり血液が集まってきて指が腫れた状態になるからです。

指が腫れると指輪が抜けなくなりますし、最悪指輪が食い込んで抹消の血流が阻害されますと壊死を起こすことだってあるんですよ。



また軽い突き指などで大した痛みもなく放っておいたりしたら、数か月かけて関節の軟骨が肥大して指輪が抜けなくなる事もあります。
よく「突き指を放っておいたら指が曲がってきた」なんて話を聞いたことがあると思いますが、あれは片側の軟骨が肥大したため曲がってしまうんですね。

これらは関節の整合を整えてあげれば回避出来ますが、放っておくと関節が肥大、変形することもあるので気を付けてくださいね。

ちなみに指輪を外すことなく着けっぱなしの方も居られるようですが、これも良くないですね。
指と指輪の間に皮脂や雑菌が溜まってかぶれの原因になる事もありますし、気が付けば指が太くなっていて抜けなくなっている場合もあります。

余裕のあるうちは彫金のできる宝飾店等でカットしてもらえばまだマシですが、急を要して病院等でカットしてもらったら、多くの場合修復できないほど変形してしまいます。
もちろん体の方が大切ですから仕方ないのですが、少し気を付ければ回避できることなんですよね。

と言うわけで、もし指にけがをしたら負傷の種類や程度にかかわらず、まずは指輪を外しましょう。
そして何もなくても一日一度は指輪を外して内側を掃除して指の太さと合っているか確認してあげてくださいね。


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