2022年08月22日

扇風機が影響した症例

本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は「扇風機が影響した症例」についてお話させていただきます。


前回、扇風機とエアコンの体への影響についてお話しましたが、今回は扇風機の風が体に悪影響を及ぼした症例です。

肘から上腕(肩関節と肘関節の間)にかけて痛みがあると来院された患者様。
少し前に肘関節付近を骨折して病院では治癒と言われたが、その影響かあるかも?との事でした。

施術を続けると、当初の痛みはかなり軽減したのですが、ある時から「朝起きた時に強い痛みがり、その後痛みは気にならなくなる」と変わってきました。

一般的に体に何らかの損傷があると、ゆっくり休めた後の起床時は症状が楽で、活動して患部に負担が掛かってくると痛みが増すのが普通です。


で、さらにお話を聞いていると「就寝時はエアコンをつけずに扇風機をつけっぱなしにして寝る」との事。
本人は「首振りにしているから問題ないはず」と言われましたが、就寝中と言えば7時間前後の間、首振りで風に当たる時間が半分だとしても3.5時間前後の間は風に当たりっぱなしですから影響がないはずがありません。

そこで「エアコンに変えるか扇風機なら風が直接体に当たらないよう向きを変える」ようにして頂くと症状は改善されました。

このように風が直接体に当たり続けると、かなりの負担があるんですね。
もちろん、これはエアコンの風でも同じ事で、吹き出す風を直接体に当てるのは決して良くないですよ。

もっとも、これだけ毎日暑い日が続くと、どうしても涼しくしたい気持ちにはなりますが、長時間体に風が当たり続けるのはかなりの負担になりますので、十分ご注意くださいね。


☆ストレス、自律神経失調、原因不明の体調不良に特化!

和歌山市舟津町の雑賀鍼灸整骨院

ご予約、ご相談は℡073-499-7726 

  


2022年08月16日

冷房と扇風機はどちらが良い?

本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は「冷房と扇風機はどちらが良い?」についてお話させていただきます。


毎日暑い日が続きますが、こう暑さが厳しいと当然エアコンや扇風機を使いますよね。
その昔は「冷房の冷気は体に良くない、扇風機の方がマシ」なんて言われていたころがありましたが、現在ではどうでしょう?


昔のように夏場の気温が28度前後で30℃越が数日と言うような時期なら、扇風機でも十分涼しさを感じる事が出来たでしょうけど、最近のように毎日30℃を超えるような状況では扇風機だけで安全な体温を維持するのは難しいんじゃないでしょうか。

と言うか、最近の気温では扇風機の場合だと、かなりの強さで風を当てないと涼しく感じないでしょう。
そうすると部分的に体温が下がったり、長時間皮膚に刺激が加わり続けることで筋肉や神経に異常を起こす事があります。


と言う事で、最近の気象状況では素直にエアコンで室内の温度を調節してあげる方が安全じゃないかと思いますね。

「じゃあ、扇風機の出番はもうないの?」と思うかもしれませんが、もし扇風機があるのならエアコンと併用することで効率よく室温を調節する事ができますよ。

室内でも冷たい空気は下に溜まり、暖かい空気は上昇して空気の層に分かれてしまうので足腰を冷やしやすくなり、またエアコンも暖かい空気を吸い込んでしまうので必要以上に稼働してしまいがちです。

これを扇風機で室内の空気をかき混ぜてやると、室内の空気の温度が均一になる事で足腰を冷やし過ぎず、またエアコンも過剰に稼働することなく電気代の節約にもなります。

ポイントは扇風機の風が直接人の体に当たらないように上を向けて首振りで動かしてやると良いですよ。
いわゆる「サーキュレーター」の使い方ですね。


今回は室温に対しての扇風機の影響を見てみましたが、次回は扇風機の使い方によっては体に悪影響を及ぼす例をお話させていただきます。



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Posted by 院長 at 15:31Comments(0)健康に役立つお話

2022年08月08日

足のしびれ色々

本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は「足のしびれ色々」についてお話させていただきます。


当院でも「足のしびれ」で来院される患者様は結構居られます。

足のしびれの原因は糖尿病等で直接的に坐骨神経の状態が悪化したものを除き、脊髄部か坐骨神経の走路のどこかで圧迫されて起こるものが殆どです。

脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア、脊柱周囲や梨状筋(臀部の筋肉)の硬化によって神経が圧迫されて「しびれ」が起こる事が多いですが、それ以外にもちょっとした生活環境の問題でも足のしびれが起こる事があるんですね。

それは「長時間座り続ける」事により臀部から大腿部(太もも)を圧迫することで下肢の血行不良や神経圧迫が起こり「しびれ」が発生します。


そして臀部や大腿部の筋肉が痩せていると(運動不足)この傾向は強くなり、さらに椅子の座面が固かったり大腿部を角で押さえるような形状でも「しびれ」が起こりやすくなるんですね。

さらに、しびれた状態が長期間続くと慢性化してしまい、なかなか症状が回復しなくなってしまいます。


昨今のコロナ過で運動不足の方が多いと思いますが、「脚の筋肉が痩せてきたかな?」と感じている方は要注意ですから、ウォーキング等で脚の筋肉を戻してください。
また仕事等で長時間座る事が多い方は椅子の座面の当たりを柔らかくするためにクッションを敷いたり、1時間に1度くらいは立って足を伸ばすようにしましょう。

このように「脚のしびれ」と言っても様々な原因の場合があり、根本原因を見誤ると症状改善は望めません。
「脚のしびれ」がなかなか治らないとお悩みの場合は、お気軽にご相談くださいね。


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2022年08月03日

お盆休みのお知らせ

本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

お盆休みは8月11日から14日までお休みさせていただきます。

ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。







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Posted by 院長 at 12:43Comments(0)お知らせ