2020年04月27日

使い捨てマスク 洗ってみた

本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は「使い捨てマスク 洗ってみた」についてお話させていただきます。


前回、使い捨てマスクは洗って使えると言う事を書きましたので、実際に洗ってみました。



まず適正に薄めた漂白剤(容器に薄める比率が書いてます)に約10分間漬け置きします。








次にしっかりすすぎ洗いしてから少量の洗濯洗剤を入れて押し洗い。
この時、すすぎも洗いも強く揉んだりせずに優しく押し洗いして下さい。













しっかりとすすぎ洗い(この時も優しく)した後は清潔なタオルで挟んで水分を取って。








形を整えて室内干し。









出来上がり!

写真では陰りが見えますが、カメラが光の陰に反応しているのであって、実際には汚れは見られません。
型崩れもなく、1回目の洗いでは目立つ毛羽立ちもありませんでした。


機能的には90%位の集塵率が70%位まで落ちるそうですが、布マスクの集塵率が40%位と言う事を考えれば、まだまだ使えそうですね。

「人にうつさないため」と言うマスク本来の目的は十分果たせますし、何より「雑菌の繁殖したマスクを使い続ける」と言う危険な状態は回避できますので、「マスクが手に入らない!」と言う方は一つの選択肢として一度試してみてください。

(なおメーカーは洗って使う事は推奨していませんので、あくまでも自己責任で 笑)



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Posted by 院長 at 10:27Comments(0)健康に役立つお話

2020年04月25日

マスクの再利用はご注意を!

本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は「マスクの再利用はご注意を!」についてお話させていただきます。


新型肺炎の感染拡大予防にマスク着用を呼びかけられていますが、品不足でなかなか手に入らないのが現状ですよね。
布マスクやウレタン製、手作りマスクで対処されている方も増えてきましたが、使い捨てマスク(サージカルマスク)を再利用されている方も多いんじゃないでしょうか。


しかし一日着用したマスクは呼気からの湿気を含み、外気や口腔内の雑菌が繁殖しやすい環境になるので、そのままの再利用は非常に危険です。
この雑菌を長期間吸い続けると気管や肺に炎症を起こしたり、口呼吸の多い人なら感染性胃腸炎を起こす可能性もあります。



もちろんインフルエンザやコロナ等のウイルスが表面に付着している可能性もあるので注意が必要ですね。
これは使い捨てマスクの再利用だけでなく、布マスクやウレタン製、手作りマスクでも同じ事です。


では、どう対処すれば良いかと言うと、もともと洗えるマスクの場合は一日の使用が終わってから適正に希釈された漂白剤(ハイター等)に10分ほど漬けて置き,その後に普通に手洗いして乾燥させます。

使い捨てマスクの場合は、本来は毎日使い捨てるのが正しい使い方ですが、やさしく手洗い(揉まずに押し洗い)すれば再利用も可能なのだそうで、製紙会社の不織布研究者の話では「90%の集塵率が70%位に落ちるが布マスクの集塵率が40%位なので10回位は再利用できます」との事です。
(とは言え4.5回も洗えば毛羽立ってきますが 笑)




また就寝前に次亜塩素酸水をスプレーしておいて一晩乾かして翌日使うようにすのも一つの方法です。
(こちらは除菌は出来ますが汚れは落ちませんので再利用は2.3回まで、アルコールは刺激臭がきついので不可)







いずれにしても一日使ったマスクをそのまま再利用するのは繁殖した雑菌を吸い込むため非常に危険なので絶対やめましょう。

最近、発熱もないし鼻水も出ない(風邪じゃない?)のにやたらと咳が出たり、胃や腸がシクシク痛いと感じることがあり、マスクをそのまま再利用している場合は一度チェックしていただけたらと思います。

一番良いのはマスクが手軽に手に入るようになってくれる事なんですけどね。


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Posted by 院長 at 10:26Comments(0)健康に役立つお話

2020年04月22日

手指消毒はどのタイミングが良い?

本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は「手指消毒はどのタイミングが良い?」についてお話させていただきます。


新型肺炎感染予防のために、まずは手洗い(手指消毒)うがいが大切と言われているのはご存知かと思います。
そして少し前から各種施設の入り口には手指消毒役を用意している所が多くなってきていますよね。
ご自身で除菌ティッシュ等を携帯されている方も増えてきていると思います。



感染予防の観点からみれば、出来るだけ頻繁に手指消毒する方が良いのは間違いないですが、あまりにも頻繁に消毒液を使うと手荒れを起こしてしまうかもしれません。
手荒れを起こしてしまい表皮が切れたり剥がれたりすると皮下組織が露わになってしまい、そこから感染する可能性も否定できなくなるので注意が必要ですよ。



では、どのタイミングで手指消毒をするのが良いのか時系列でみてみましょう。
(自宅待機を指示された感染者(経過観察含む)が自宅に居ない事を前提とします)

まず起床から朝食前までは、前日に自宅にウイルスを持ち込まないようにしっかり対策が出来ていれば絶対必要ではないでしょう。
自宅を出る時も同じです。

次に出先で施設に入る時ですが、施設内にウイルスを持ち込まないと言う観点からすれば大切ですが、施設内に人が多ければすでに飛沫でウイルスが存在している可能性が高いので絶対的ではないと思います。
むしろ施設から退出する時(帰る時)は施設内で触れたものから手指にウイルスが付着している可能性が高いのでウイルスを持ち帰らないよう手指消毒は必要だと思います。

もし自宅外で食事をする機会があれば、食事前(食品に手を付ける前)には手指消毒をしましょう。

最後に自宅に帰ってきた時ですが、上着を着ていれば入り口付近で脱いで入り口付近で保管し消毒薬などがあれば噴霧しておくのも良いでしょう。
そして自宅内の物に触れる前に手指消毒またはしっかりと手洗いしてうがいですね。

この時、肌の弱い方や手荒れを起こしやすい方は、無理に消毒液を使わず石鹸と流水でしっかり手洗いをする方が良いでしょう。
また、お湯を使うと皮脂が取れて手荒れを起こしやすくなるので水の方が無難だと思いますね。





まとめると

・何らかの施設に出かけた場合は施設退出時。
・自宅外で食事をする時は食事前(食品に手を付ける前)に
・帰宅時の対処

は必須ですが、肌の弱い方や肌荒れを起こしやすい方は、それ以外の場面であえて頻繁に手指消毒しない方が良いと思いますね。
そして外出中は出来るだけ目、鼻、口を触らないようにしましょう。

どうしても感染が怖いので頻繁に手指消毒をと思ってしまいがちですが、手荒れを起こして皮下組織が露わになってしまうと、そこから感染の可能性も出てきてしまうので本末転倒です。
あまり神経質にならず本当に必要な場面だけはしっかりと手指消毒をして、感染予防に気を付けていただけたらと思います。



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タグ :手指消毒


Posted by 院長 at 12:01Comments(0)健康に役立つお話

2020年04月20日

体に良さそうなイメージだけど・・・失敗談まとめ


本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、前回までの「私の失敗談」に出てきた牛乳と豆乳について少し詳しくお話させていただきます。


まず牛乳ですが、私の子供のころから今もなお「カルシウムが一杯の健康飲料」なんてイメージで推奨され続けていますが、最近では牛乳のデメリット(弊害)なども沢山発表されて来ています。

一例では腎臓への負担や動脈硬化、血栓の可能性や乳がんなど発生率が上がるとか。

難しい理屈は割愛させていただきますが、現実的に売り文句のカルシウム関連では骨粗しょう症、以外にも腎臓や動脈硬化、血栓の患者が年々増えていますよね。
もちろん食品だけの問題ではなく、その他の環境因子も大きく影響しているでしょうけど、一番の売り文句の骨粗しょう症が減っていないのは疑問ですよね。

そもそも牛にしたって生後1年も経てば牛乳を飲まなくなるのに、人間の大人がいつまでも牛乳を飲むのは、やはり問題が起こりそうな気がしますね(笑)


次に豆乳ですが、主原料の大豆には植物性タンパク質を筆頭にたくさんの栄養素が含まれていて体に良い成分なのは間違いないと思います。
しかし、そもそも種子系の物には生物毒(あく)があり、これは外敵から身を守るためのもので「これを食べたら体に悪い」と外敵に感じさせて種族を守ってきたんですね。
また反栄養素の一つとしてミネラル分の吸収阻害なんかもまります。

有名な成分のイソフラボンなどは女性ホルモンに近い作用があると言う事で閉経後の女性には良い効果があるようですが、男性が大量に摂取すすると男性ホルモンの作用を阻害することもあったり、成長期に多用すると性早熟になるとも言われています。

しかしこれらのデメリットも十分に水に浸してアク抜きしたり加熱したり発酵させることによって、かなり軽減できるそうです。
つまり昔からある日本の食品の豆腐や味噌、醤油や納豆ですね。


とまあ、単品成分で見ると非常に良い物でも全体的に見たり、摂取する量や時期、加工方法によってはデメリットの方が大きくなる場合もあるっていう事ですね。
そして問題なのは、このような食品安全のデータには殆ど真逆(アンチ)の文献(発表)がある事です。

殆どの研究施設は各種団体から援助を受けていますから、どうしても援助者に有利な内容になりがちとか、先の発表を追従するよりも新たな発表の方が目立つから、新規の研究をするよりもアンチな発表の方が手軽だからと色々な背景があるようですが(笑)。

正反対のデータ(文献)がある場合、私たちは何を信じたら良いのでしょうね?
少なくとも食品に関しては、まずは日本と言う風土、習慣、環境の中で長年培われてきた先人たちの知恵「昔の日本食」を信じる事が、とりあえずは安全なんじゃないかと思うのですが如何でしょう。



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Posted by 院長 at 10:19Comments(0)雑談

2020年04月18日

体に良さそうなイメージだけど・・・失敗談②

本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は「体に良さそうなイメージだけど・・・失敗談②」についてお話させていただきます。

前回の続きです。
せっかく糖分の摂取量を控えようと主な飲み物を牛乳に変えたのに問題が起こってしまったので、これは如何したものかと考えた結果「豆乳」にたどり着きました。

これなら脂肪分や糖分も少ないし、何より健康に良いって評判だし、良いんじゃないの?
って事で牛乳から豆乳に切り替えたんですが、しばらくすると牛乳の時から胃酸過多が気になっていたのが今度は胃痛が気になりだしました。
また若干軟便気味の日もあったり、何となく体がだるかったりと「体に良いぞ!」って感じがしません。
とは言え、もともと「豆乳は体に良い」って思いこみで飲み始めてますから、これが問題ありなんて思いもしないわけで。


そんな中、大豆たんぱくに関する発表を見てみると「そもそも大豆たんぱくは消化が悪く、種子毒(灰汁)があるので胃腸に負担をかけやすい」とか「大豆のとり過ぎはミネラル吸収を阻害する」とか、はては「男性ホルモンの低下」なんて書いてる!

とりあえず豆乳も止めてみたら胃痛や軟便、ダルさも収まってきたので「やっぱりこれかなぁ?」って感じでした。


まあ、牛乳にしても豆乳にしてもメリットもあればデメリットもある訳で、目的に合わせた適量の摂取なら問題は無いのかもしれませんが「なんとなく体に良さそう」と言うイメージだけで用法やデメリットも確認しておかなければ痛い目に合うと。
水分補給の飲料として使った私の用法が間違いだったと言う失敗体験でした。


巷では「体に良さそう」と言うイメージを前面に出している商品が多く販売されていて、つい手を出してしまいがちですが、体調に良くない変化が現れた場合は直近に始めた事をイメージに惑わされず「見直す」「止めてみる」と言う事を覚えておいていただければと思いますね。



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Posted by 院長 at 09:52Comments(0)健康に役立つお話

2020年04月16日

体に良さそうなイメージだけど・・・失敗談①

本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は「体に良さそうなイメージだけど・・・失敗談①」についてお話させていただきます。


世の中には体に良い、健康に良い等の触れ込みで色々な物が販売されていて、それらは科学的エビデンスのある物や適当な宣伝文句で売っている物、そのエビデンスにしても真逆の事が言われている物と、何を信じていいのか分からない状態ですよね。

そんな中、「体に良いだろう(悪くはないだろう)」と言うイメージで飲み始めたものが大失敗だった経験をシェアさせていただきますね。
(あくまでも私個人の体験で、全ての人に当てはまるとは言えない事だとご了承下さい)


事の発端は50代になってからの血液検査で、若いころは細かい事など気にしなくても特に指摘されることは無かったのですが、さすがに50代ともなると少しずつ問題点が出てきまして、まずは血糖値から(汗)

運動不足と代謝が減ってきているのに食事量を減らしていなかったのが主な原因でしょうから、ウォーキングをしたり食事量を意識したり、その中でも糖分の多い飲み物(炭酸系や果汁系)を減らそうと思って喉が渇いた時には牛乳を飲むようにしたんです。



牛乳ってカルシウムが一杯って売り込みで、何となく体に良いようなイメージがありますが、実は脂質が多くってその結果、今度は高脂血症を指摘されるようになりました(泣)
また、このころから胃酸過多気味の日が多くなり、どうやら脂肪分解のために胃酸が多く出ていたようです。






まあ、最近では「牛乳は子牛の飲むもので人間の大人が飲むものではない」とか「日本人は牛に関する消化吸収が良くない」とか牛乳に対して色々な意見が出ていますが、私が子供のころは「カルシウム一杯で健康な飲み物」的なイメージが刷り込まれていたので、コーラやジュース系よりは良いだろうと思い込んでたのが間違いだったと言う事です。
(一日の摂取量や年齢によっては条件が変わってくるのかも知れませんが)


実際のところ全ての原因が牛乳ではないでしょうけど、脂質の多い飲み物は控えた方が良いだろうと言う事で、牛乳に代わる飲み物を探してたどり着いたのが・・・・・・

次回に続きます。



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2020年04月11日

新型肺炎 専門家の意見がバラバラなのはなぜ?

本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は「新型肺炎 専門家の意見がバラバラなのはなぜ?」についてお話させていただきます。


とうとう緊急事態宣言が出てしまいましたね。

感染者は爆発的に増えてきているし、テレビは毎日新型肺炎の話題ばかり。
そんな中、テレビやネットで「専門家」と言われる人たちが色々と意見を述べていますが、聞けば聞くほど「意見がバラバラ」と感じてしまうのは私だけでしょうか?

では、なぜ意見がバラバラになってしまいがちかと言うと、このウイルスが「新型」だからなんですね。
(至極簡単な理由です 笑)

今、世界中で多くの方が感染したり亡くなったりしていて、そのデータを集計、分析していますが、まだまだ確定的要素が足りないと思います。
そして、そのデータの全てが専門家と言う人に届いている訳でもなく、統一した意見に集約されている訳でもないですし、さらに私見なども入ったりしてしまいますから見解がバラバラになるんですね。

では、私たちが自分たちの身を守るために如何すれば良いかと言うと、まずは「未知のものとの闘い」であると言う事を理解して最大限の警戒をする事だと思います。
そしてデータが増えて確定的要素が分かってきたら過剰な警戒をといていくと言うのが正しいかと思いますね。

初期のころは「若い人は感染しにくい」とか「若い人は重症化しにくい」や酷い話だと「インフルエンザに毛の生えた程度」なんて警戒心のない発言をされた専門家が居ましたが、その結果今になって学生達のクラスターがたくさん発生しているし、若い人でも重症患者が発生しています。

これは正にデータの少ない時期に楽観的な観測をした結果じゃないでしょうかね。


幸いなことに和歌山は全国的に感染者が少ない方ではありますが、まだまだ予断は許されない状況ですので、基本的な予防策(手洗い、うがい、十分な睡眠)と三密を避ける行動を徹底して続けていく必要があると思いますね。

テレビに出てくる専門家の意見に振り回されることなく、自分たちの身は自分たちで守ると言う意識をもってこの難局を乗り切っていきましょう。


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Posted by 院長 at 13:54Comments(0)雑談

2020年04月06日

拭けば拭くほどホコリの出る雑巾の正体

本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は「拭けば拭くほどホコリの出る雑巾の正体」についてお話させていただきます。


日々のお掃除の中で雑巾がけをする事があると思いますが、「一生懸命雑巾がけをしたのに、すぐにホコリだらけ」とか「雑巾がけをしたのに振り返ればホコリがいっぱい」なんて思われた事はないでしょうか?

実はこれ「雑巾に使っている生地の問題」が原因の場合が多いんですよ。

雑巾と言えばホームセンターなどで「雑巾」として売られている物もありますが、多くの場合は古くなったタオルを加工して「雑巾」として使ってることが多いんじゃないでしょうか。
このタオルの表面加工に問題があって、この表面加工次第では雑巾に不向きな物があるんですね。


そもそもタオルの表面はループ状の糸がたくさん並んでいて、これが水分を吸収(補水)するように出来ています。
昔のタオルの多くや今でも極端にやすいタオルや高級素材のタオルの一部はこの形状です。





ところが、ある程度の品質ランクのタオルの場合「シャーリング加工」と言って、このループ状の糸の先端をカットして一本ずつの糸にすることで高級素材を使わなくても肌触りや吸水性を向上させた製品が多くなってきているんですね。




シャーリング加工されたタオルは確かに肌触りや吸水性は良くなりますが一本ずつにされた糸は先端が脆く、体をやさしく拭く程度なら問題なくても雑巾のように強く擦られると糸の先端がちぎれてホコリとなりやすくなります。
ましてや雑巾に格下げされる頃のタオルはかなりくたびれてますので、さらに先端がちぎれやすくなってきていますよね。

これであちこちをゴシゴシ拭き掃除すれば「ホコリ製造機」になっているのが容易に想像できるんじゃないでしょうか(笑)

と言うわけで、雑巾に下すタオルはシャーリング加工されていない表面の糸がループ状の物を使うか、ホームセンターなどで売っている「雑巾」(表面の糸を確認)を使うようにするとホコリが出にくくなりますよ。
また極端に古くなったタオルも生地自体が弱くなっていてホコリが出やすいので雑巾にするのは止めた方が良いみたいですね。

ホコリが多くなると呼吸器に影響したり、ダニやカビが発生しやすくなりアレルギーやアトピーにも影響を及ぼしかねません。
ちょっと確認することでホコリを減らす事が出来るかもしれませんので一度チェックしてみてくださいね。



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2020年04月02日

新型肺炎情報に出てくる数字の見方

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今回は「新型肺炎情報に出てくる数字の見方」についてお話させていただきます。

ここ最近、国内での感染者数が急に増えてきていますね。
有名人が感染したり、志村けんさんが亡くなったりと今まで以上にリアリティーを感じる症例も増えてきています。

原因としては海外からの駆け込み帰国や検査数の増加、またコロナ疲れ?で感染予防意識の低下などもあるかもしれませんね。

さて、そんな新型肺炎情報に出てくる「数字」について考えてみましょう。
やはり気になるのは感染者数、重症率や致死率でしょうか。



まず感染者数について言えば、検査の結果陽性となった人数ですので数字が増えれば感染者が多いと言う現実の状況です。
では重症率や致死率はどうでしょう?
80%が軽傷、致死率は2.9%などと言われていますが、これはあくまでも「感染した人の結果」であって感染した後の経過の「可能性」を表しているものではありません。

つまり、もし自分が感染した場合に重篤化する可能性は20%で死に至る確率は2.9%ではなく、条件次第ではだれでも重篤化したり死に至る可能性があると言う事ですね。


また、現時点では高齢者や基礎疾患がある人の方が重症化、死に至る確率が高いと言われていますが、あくまでも結果の割合の話であって基礎疾患のない若い人は重症化しないというわけでもありません。

このように数字と言うのは見る方向によって、良い方にも悪い方にも解釈できるんですよね。


もっとも、それ以前に新型ウイルスは当然過去になかった未知なるものですので、全ての症状、経過が出きっているとも言えないし、確率を統計的に見るには母数となる症例がまだまだ少なすぎますから、現在の数字を見て楽観的な発想をするには時期尚早だと思います。
(さすがに今の状況で楽観視する人も少ないでしょうけど)


こう書くと「脅しているのか!」とお叱りを受けそうですが、決して脅しているのではなく数字を見て「若いから、基礎疾患がないから大した事ないやん」と気軽に捉えないでほしいと言う意味なんですね。

幸い和歌山は新規感染者の増え方が非常に少ないので、ありがたい状況ではありますが感染リスクが無いわけでもありません。
注意喚起や外出自粛の話が長くなると、どうしても疲れてきて気が緩むのも仕方ない事かもしれませんが、今一度気持ちを引き締めて自分たちでできる感染拡大予防に注意、努力していただきたく思います。



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Posted by 院長 at 10:14Comments(0)雑談