2019年11月09日

運動と体の反応

本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は「運動と体の反応」についてお話させていただきます。

運動と体の反応子供のころは、おとなしい子でも色々な動きをするし新陳代謝も盛んなので、よほど引きこもってしまわない限り運動不足にはなりにくいですが、大人になると毎日同じような動作の繰り返しで使う筋肉も限られ、また新陳代謝も低下してきますので運動不足になりがちです。
特に和歌山は公共交通の環境が良くないので、ついつい車やバイクで移動してしまう事が多くなり、ますます運動不足になりがちですね。

運動不足になると肥満はもとより、各種生活習慣病の原因にもなりますから注意する必要があります。

で、運動不足を解消するには運動するしかないのですが(笑)運動に対する体の反応を理解することで、より効率よく運動不足を解消する事が出来ますよ。

まず平常時から何か動作(運動)を始めると体は環境変化と捉え血管は収縮して相対血圧を上げようとし、心拍と呼吸は細かく早くなり、血糖(エネルギー源)の不足を肝臓などに蓄えているグリコーゲン等で補おうとします。
どちらかと言うと緊張状態ですね。

この状態が約10分以上続くと血管は拡張され血流を確保しようとし、心拍と呼吸は深く大きく打つようになり、血糖不足を筋肉周囲の脂肪を分解して補おうとします。
ある意味リラックスして体が動いている状態です。

この状態になって、はじめて体は「運動」となるんですね。
つまり10分以上連続して体を動かさないと「健康のための運動」にはならず、むしろ疲労を溜めるだけになってしまいます。

よく家事や仕事で動き回っているからとか、犬の散歩で1時間くらい歩いているからとかで運動不足にはならないと思う方も居られますが、現実には疲労になっても運動にはなっていません。
(もちろん何もしないよりはマシですが 笑)

運動と体の反応
理想はジム等でしっかりと運動するのが良いのですが、時間的な問題や予算等で簡単ではないですから

「週に3回、20分のウォーキング」

を生活の中に取り入れてみてください。
バス通勤の方なら20分分手前でバスを降りて歩くとか、空き時間に散歩気分で歩くとかで負担にならないように工夫して続けられるように。

これだけで体調はかなり変わりますよ。

何となく体がだるい、良く風邪を引く、疲れがなかなか取れない、少し動くとすぐ疲れる等と感じていたら運動不足かも知れませんね。
健康のために、ちょっとだけ頑張ってみませんか。
(医師から運動の制限を指示されている方は医師と相談してからにしてくださいね)



☆ストレス、自律神経失調、原因不明の体調不良に特化!

和歌山市舟津町の雑賀鍼灸整骨院

ご予約、ご相談は℡073-499-7726 



タグ :運動不足

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