2020年03月26日

心と体の関係 姿勢への影響

本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は「心と体の関係 姿勢への影響」についてお話させていただきます。

毎日毎日テレビでもネットでも新型コロナの話題ばかりで、いい加減疲れてしまいますよね。
本当は体に問題がなくても精神的な負担が大きくなると体調不良を感じてしまう事が実際にあります。
それは心(気持ち)が体に及ぼす影響が非常に大きいからなんですね。
昔から「病は気から」なんて言葉がありますが単に「ことわざ」「言い伝え」ではなく解剖学的にどういう事が起こるのか考えてみましょう。

まずは姿勢から。

心と体の関係 姿勢への影響人は嫌な事や辛い事(ストレス)があると、それらから目をそむけたくなりどうしても下を向いてしまいがちです。
そうすると首が前にうなだれてしまい頭を支えるための首や肩の筋肉に負担が掛かってしまうんですね。
それが長時間続くと首の前弯がなくなり所謂ストレートネックになってしまい、さらに首や肩が凝りやすくなります。


気持ちが下を向くと全身の筋肉に正常な力が入りにくくなるので背筋がしっかり支える事が出来ず猫背になりがちです。
(背骨が体の後ろ側にあるため、力が入らないと前に傾く)
猫背になると胸が開きにくくなるため十分な酸素を取り入れにくくなるので組織の活動力は低下しますし、腹部を抑える形になるので胃腸の動きも悪くなります。
また背骨の湾曲が強くなると脊髄から出ている各種神経を圧迫するため全ての内臓全体の動きも悪くなります。

そして足にしっかり力が入らないと膝がしっかりと伸びないので、少し歩くと疲れたり些細なものに躓きやすくなったりします。

これらの症状が出ると、さらに気持ちが下を向いてしまうので悪循環なんですね。

心(気持ち)が先か体が先か、それとも同時なのかはケースバイケースになりますが、いずれの場合でも体調不良は体だけの治療ではなかなか良くならない場合が多いと言う事です。


心と体の関係 姿勢への影響体の調子が悪い時には症状に対しての適切な治療は大切ですが、医師からの特別な指示が無い限り正しい姿勢を保つように心がけ、心穏やかにできるよう生活環境を見直すことで症状緩和を早めることが出来き、また予防にも効果があると思いますよ。


次回は循環に対する影響を考えてみたいと思います。


☆ストレス、自律神経失調、原因不明の体調不良に特化!

和歌山市舟津町の雑賀鍼灸整骨院

ご予約、ご相談は℡073-499-7726 



タグ :心の疲れ

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