2020年04月06日

拭けば拭くほどホコリの出る雑巾の正体

本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は「拭けば拭くほどホコリの出る雑巾の正体」についてお話させていただきます。


日々のお掃除の中で雑巾がけをする事があると思いますが、「一生懸命雑巾がけをしたのに、すぐにホコリだらけ」とか「雑巾がけをしたのに振り返ればホコリがいっぱい」なんて思われた事はないでしょうか?

実はこれ「雑巾に使っている生地の問題」が原因の場合が多いんですよ。

雑巾と言えばホームセンターなどで「雑巾」として売られている物もありますが、多くの場合は古くなったタオルを加工して「雑巾」として使ってることが多いんじゃないでしょうか。
このタオルの表面加工に問題があって、この表面加工次第では雑巾に不向きな物があるんですね。


拭けば拭くほどホコリの出る雑巾の正体そもそもタオルの表面はループ状の糸がたくさん並んでいて、これが水分を吸収(補水)するように出来ています。
昔のタオルの多くや今でも極端にやすいタオルや高級素材のタオルの一部はこの形状です。





拭けば拭くほどホコリの出る雑巾の正体ところが、ある程度の品質ランクのタオルの場合「シャーリング加工」と言って、このループ状の糸の先端をカットして一本ずつの糸にすることで高級素材を使わなくても肌触りや吸水性を向上させた製品が多くなってきているんですね。




シャーリング加工されたタオルは確かに肌触りや吸水性は良くなりますが一本ずつにされた糸は先端が脆く、体をやさしく拭く程度なら問題なくても雑巾のように強く擦られると糸の先端がちぎれてホコリとなりやすくなります。
ましてや雑巾に格下げされる頃のタオルはかなりくたびれてますので、さらに先端がちぎれやすくなってきていますよね。

これであちこちをゴシゴシ拭き掃除すれば「ホコリ製造機」になっているのが容易に想像できるんじゃないでしょうか(笑)

と言うわけで、雑巾に下すタオルはシャーリング加工されていない表面の糸がループ状の物を使うか、ホームセンターなどで売っている「雑巾」(表面の糸を確認)を使うようにするとホコリが出にくくなりますよ。
また極端に古くなったタオルも生地自体が弱くなっていてホコリが出やすいので雑巾にするのは止めた方が良いみたいですね。

ホコリが多くなると呼吸器に影響したり、ダニやカビが発生しやすくなりアレルギーやアトピーにも影響を及ぼしかねません。
ちょっと確認することでホコリを減らす事が出来るかもしれませんので一度チェックしてみてくださいね。



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和歌山市舟津町の雑賀鍼灸整骨院

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