2021年11月22日

便秘と下痢の関係

本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は「便秘と下痢の関係」についてお話させていただきます。


「便秘が酷いので何とかならないか?」との事で来院された患者様。
便秘は生活習慣や食事の影響から起こる事が多い(稀に他の病気や薬の影響)ので詳しく尋ねたところ。

便秘と下痢の関係「初めに2日ほど便秘をした時に掛かりつけの病院に相談したところ便秘薬を出してくれたので、それを飲むと下痢をして、その後2日ほど便が出ないので再び薬を飲むと下痢をして、その繰り返しが続いている」
と言う事でした。

??? いや、それ便秘でも下痢でもないよ(笑)

正確には便秘薬による下痢は起こっていますが病的な下痢ではなく、その後の便秘(便が出ない)は単に腸内に食べたものが無いからなんですね。

一般的に人は食べ物を口にしてから24時間~48時間かけて便として排泄されます(個人差で72時間くらいの人もいるそうです)ので、便秘薬で腸内の物を全部出してしまったら一定時間は便になるものが無いので便は出ません。

便秘と下痢の関係つまり、この方は「出す物がない状態」を便秘と勘違いして再び便秘薬を飲み下痢を起こしてを繰り返していたんですね。
で、便秘薬を止めてもらったところ正常なサイクルに戻ったそうです。

確かに自律神経の失調やストレス等で下痢と便秘を繰り返す症状はありますが、今回の場合はちょっとした勘違いが「便秘で不安になるし、薬を飲めば出先でトイレが気になって不安だし」と大変不自由な状況を作ってしまった症例でした。

特別な傷病の場合もありますが、ちょっとした事が原因の場合も少なくないので体調不良を感じたらお気軽にご相談くださいね。


☆ストレス、自律神経失調、原因不明の体調不良に特化!

和歌山市舟津町の雑賀鍼灸整骨院

ご予約、ご相談は℡073-499-7726 



同じカテゴリー(各主症状、症例、その他)の記事画像
五月病
朝起きられない、疲れが取れない
免疫低下で長引く症状
のぼせ、顔のほてり
ながら○○には要注意
足腰の冷えからギックリ腰に
同じカテゴリー(各主症状、症例、その他)の記事
 五月病 (2025-05-19 16:28)
 朝起きられない、疲れが取れない (2025-04-14 18:38)
 免疫低下で長引く症状 (2025-02-05 18:02)
 のぼせ、顔のほてり (2024-11-08 19:44)
 ながら○○には要注意 (2024-09-11 11:20)
 足腰の冷えからギックリ腰に (2024-08-14 18:26)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。