2023年11月25日

思い込み、自己判断の怖さ

本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は「思い込み、自己判断の怖さ」についてお話させていただきます。

不眠症で辛いと来院された患者様。
なかなか寝付けず、寝ても途中で目が覚めるので薬を処方してもらっているが、あまり改善しない。
寝不足なのか昼間の意識がはっきりしないとのことでした。

思い込み、自己判断の怖さ状況を細かく聞いてみると
・夜9時くらいに布団に入って寝付くのは11時くらい。
・トイレに行きたくなって3時くらいに目が覚める。
・朝は7時半くらいに起きる
・薬は朝昼夜の3回飲んで、夜中に目が覚めて寝付けない時にも飲む。

これ、不眠症じゃなく認識の間違いですね。
まず11時くらいに寝付いて起床が7時半だと十分睡眠時間は取れていますし、夜9時に布団に入るなら夕食時の水分を排尿できていない状態ですから、3時くらいにトイレに行きたくなるのは当然です。
さらに不眠症対策の薬を朝昼晩と飲めば昼間の意識がハッキリしないのは薬の影響ですね。

本人は9時に布団に入っても11時くらいまで寝付けないことに不安を感じていましたが、根本的な認識の間違いですので、睡眠習慣を変えて薬を少しずつ減らすようお話させていただきました。

思い込み、自己判断の怖さこのように間違った認識で思い込んでしまうと、本当は異常がなくてもストレスがたまり体調を崩してしまう事あありますので気を付けてくださいね。

ちなみに布団に入ってから寝付くまでの標準的な時間は20分くらいだそうで、これより早いと体の疲れがたまっている状態で、これより遅いと脳の緊張が高い(ストレスが溜まっている)可能性があるそうです。
寝つきが早いから良いというものでもないんですね。

睡眠は体のメンテナンスの大切な時間ですし免疫力にも大きく影響しますから、時々良い眠りが出来ているかどうか見直してあげてみてくださいね。


☆ストレス、自律神経失調、原因不明の体調不良に特化!

和歌山市舟津町の雑賀鍼灸整骨院

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